諏訪市小和田の八剱神社(宮坂清宮司)と氏子総代の有志らが続ける御神渡り(御渡り)の定点観察は8日朝、35日目を迎えた。これまでの観察のうち、結氷が確認されなかったのはこの日を含め22回。宮坂宮司は「想像より冷えていない。このまま春を迎えるのは寂しい」と話した。
諏訪実業高校(諏訪市)の商業科、服飾科に在籍する2年生7人は8日、諏訪市文化センターで開いた市の古紙交換イベントに合わせて、使われなくなった衣類を再利用したリメーク品を展示発表した。市民から募った衣類を材料に生徒たちが手作りしたかばんやランチョンマットなど約20点を展示。古紙交換に訪れた市民に作品を披露し、リサイクルの促進をアピールした。
諏訪赤十字病院(諏訪市湖岸通り)は、2016年6月に導入した手術支援ロボット「ダヴィンチXi」を使った呼吸器外科領域(肺がん、縦隔腫瘍)の手術数が、昨年12月で500症例を超えたと発表した。同病院によると、甲信越エリアの病院では最速・最多で、全国でも屈指の症例数という。
四半世紀前の話だから今は知らないが、ベトナムにはハノイとホーチミンを結ぶ長距離バスが走っていて、長期間有効のチケットを購入すれば、各地の観光地を巡りながら自分のペースでインドシナ半島を縦断することができた。旅行者だけでなく、ベトナムの人々も利用していたから、生活者にも案外大事な移動手段だったのだろう▼26歳の時、仕事と人間関係から逃げるように旅に出た。そうしなければこれ以上先には進めないような気が ...
2021年東京五輪の陸上男子400メートルリレー日本代表のデーデー・ブルーノ選手(25)=セイコー、松本市出身=による短距離種目の講習会が8日、伊那市陸上競技場で開かれた。上伊那地域の中高生ら約100人が参加。世界で活躍するトップ選手から日々の練習方法を教わったり、質問に答えてもらったりして競技力の向上を目指した。
伊那の近現代史を学ぶ第18回歴史講座「戦後80年、昭和100年の伊那市をたどる」の最終回は8日、同市荒井のいなっせ5階にある市生涯学習センターで開いた。地域の戦争体験に理解を深めてきた約30人の受講者一人ひとりが学んだことや感じたことを発表し、戦後80年の”時代の証言”として記録。講師を務めた山口通之さんは「歴史を学び、生かす大切さを感じてほしい」と期待を寄せた。
7季ぶりの御神渡り(御渡り)出現に期待がかかる諏訪湖で、湖面観察を続けている八剱神社(諏訪市小和田)の宮坂清宮司は7日、今週末から週明けが「一つの大きな区切りになる」と述べ、遅くとも週明けに今季の結果を判断する考えを示した。同日朝は冷え込んだものの、結氷は確認されなかった。
飯島町議会は、25日開会の3月定例会に議員が関わるハラスメントを防止するための条例案を議員発議するよう検討を進めている。7日までに議会運営委員会がまとめた内容によると、相談窓口を議長と議会事務局とし、必要があれば外部の有識者でつくる第三者委員会を設置して調査する。事案の重大度に応じて、重い場合は議員名も公表する。議運が13日の議会全員協議会で説明して最終調整する。
2028年に県内で開催される国民スポーツ大会でホッケー競技が行われる飯島町は25年度、競技会場となる柏木運動場の整備に着手するとともに町の実行委員会を設立して大会の成功に向けて準備を本格化させる。
以前、経営していたカウンターバーでは、お客さんの悩みをよく聞いた。ある時、普段は気の合う仲間と楽しげに飲んでいた企業の社長が一人で現れ、神妙な面持ちで「経営者は孤独だよ」と漏らした。詳細は不明だが重要な決断を迫られた状況にあったらしい▼また、ある時は家族に暴力を振るう親に耐え切れず、一時避難の場所として泣きながら来店した女性や、若くして出世したものの、年上の部下が言うことを聞いてくれず、心にダメー ...
14日のバレンタインデーに向け、諏訪地方の菓子店や商業施設で商戦が本格化している。岡谷市銀座のレイクウォーク岡谷では、国内外約50メーカー約400種類のチョコレート菓子を展開。原料となるカカオ豆の価格高騰を受ける中、フルーツや焼き菓子などを生かした多彩な商品で魅力を打ち出し、人気を集めている。
諏訪市は7日の市保育所専門委員会で、将来的に公立13保育園を小学校区単位の6園に再編統合する方針を盛り込んだ「ひろがる笑顔ゆめ保育所プラン」に関し、施設面の今後の方針案を示した。このうち、園舎が老朽化している四賀(四賀、赤沼、神戸)と中洲(中洲、きみいち)はそれぞれ、集約化を念頭に移転建て替えする方針とし、上諏訪(片羽、角間川、城北)は片羽保を「拠点園」に位置付け、園舎の長寿命化改修を検討するとし ...