歌壇俳壇面で月1回掲載している、歌人の小島なおさんによる「短歌時評」。今回は昨年12月に出版された「石川信雄全歌集」を取り上げ、戦前のモダニズム短歌の魅力に迫ります。 「短歌史の中で石川信雄は砂に埋もれていたコーナーストーンのような存在かもしれない」 ...
道浦母都子と私たちは、1970年前後、バリケードと投石と催涙ガス弾の中にいて、ベトナム反戦・安保・沖縄・学園闘争を闘っていた。道浦の第一歌集『無援の抒情』で「催涙ガス避けんと秘かに持ち来たるレモンが胸で不意に匂えり」等を読んだとき、驚くと同時にこれこ ...
上皇后 美智子さま が昭和から平成の終わりにかけて詠んだ466首を収めた歌集「ゆふすげ」( 岩波書店 ...
昨年、90歳の卒寿を迎えられた上皇后さまの未発表の短歌466首を収録した歌集「ゆふすげ」が15日、岩波書店から刊行された。優れた歌人として評価される上皇后さまの歌集は過去にも出されているが、昭和43年~平成30年の私的な作歌をまとめた。繊細かつ豊かな ...
上皇后美智子さまの未発表の和歌が、来週15日に歌集として出版されることになりました。歌集「ゆふすげ」には、美智子さまが皇太子妃、皇后として過ごした昭和・平成時代に詠まれた466首が収められています。皇室の和歌の相談役を務める歌人の永田和宏さんが、美智子さまの和歌の素晴らしさを多くの人に知ってほしいと考え、これまでに発表されていない1968年から2018年までの和歌の中から選び、歌集にまとめました。
上皇后さまが詠まれた未発表の和歌を集めた歌集「ゆふすげ」が15日、岩波書店から出版された。皇太子妃だった1968年以降、半世紀で詠まれた466首を集めた。訪問先や世の中での出来事を通じ感じられた情景が描かれ、繊細な感性が読み取れる。昭和期 ...
【読売新聞】今、注目の歌人、岡本真帆さん(35)の登場です。同世代やそれより若い世代からも支持を集め、第一歌集『水上バス浅草行き』は、歌集としては異例の2万部を突破しました。岡本さんに短歌への思いや創作秘話、高知と東京との2拠点生活 ...
22日、皇居では、新年恒例の「歌会始の儀」が行われました。皇室とのつながりが深い和歌。
上皇后さまが詠まれた未発表の和歌を集めた歌集「ゆふすげ」が15日、岩波書店から出版された。皇太子妃だった1968年以降、半世紀で詠まれた466首を集めた。訪問先や世の中での出来事を通じ感じられた情景が描かれ、繊細な感性が読み取れる。昭和期の192首に ...
阪神・淡路大震災から30年。この震災当時神戸に住み、母親が犠牲になった男性が松江市で暮らしています。30年の節目を迎えた17日、男性が神戸を離れてから初めて、当時被災した現場を訪れ、追悼の集会に出席しました。集会が開かれている神戸市から中継でお伝えし ...
2022年に歌集「老人ホームで死ぬほどモテたい」(書肆侃侃房)でデビューし、切れ味鋭い作風で、短歌界のみならず日本の文学界全体に驚きを与えた歌人上坂あゆ美さん(沼津市出身)。初のエッセー集「地球と書いて〈ほし〉って読むな」(文藝春秋)は、「老人ホーム ...